漆塗り


奥安芸の漆館】では、広島県の山間部地域で古くから行われていた漆器作りを見学できます。
2階で「漆塗り」の作業を行っていますので、静かに見学して下さい。

作業時間  土曜日 10:00〜17:00 (見学は無料です)
 お問い合わせ  0826−28−2109 (担当 しんたく)



では、その制作工程を見てみましょう!

 
その1

 国産漆だけを使用しています。


工房の作品に使用する漆は、漆掻き職人さんが採取された国産漆だけを使用しています。

※工房では、岩手県産の漆を使用していますが、2013年から広島県産の漆の使用をはじめました。

その2
 漆の精製(天日手ぐろめ)

漆掻き職人さんが採取された漆を太陽の下で、ゆっくりと1日まぜて漆の水分を蒸発させると上塗り用の漆が出来ます。
 
 
その3
 木地固め

木地にたっぷりと国産漆を染み込ませます。

こうして木地を丈夫にします。

その4
 下地

米糊と国産漆をまぜて麻布を貼り付けます。

その後、砥粉と国産漆をまぜて塗り、麻布を見えなくしてしまいます。

その5
 漆の下塗り

国産漆を塗り、乾燥すると砥石などでみがきます。

塗りと砥ぎを繰り返します。
 

その6
 漆の上塗り

最後に丁寧に国産漆を塗って完成です。

原木の状態から木地を挽き、漆器が出来るまでには、約2年が必要です。
 
   

未来にむけての取り組み
 ウルシの植栽

戸河内挽物は国産漆だけを使用していますが、国産漆がいつまで入手出来るか?不安です。

その為、工房では未来に向けて、ウルシの苗木を育てて植栽をする活動をしています。
   

 奥安芸漆(広島県産の漆)

以前は、広島県でも漆の採取が行われていましたが、その伝統は途絶えました。

そんな広島県産の漆を求め、工房では2005年からウルシの植栽をはじめました。

2012年から自生するウルシから漆の採取を行い、2013年から作品に使用しています。


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